ひょっとして、あの威圧感がよくないのかな。

久々に、国会議事堂の前を通った。
国会議事堂を近くで見た時の威圧感は、たまったもんじゃないね。
あの建物のなかでの議論させられる人達は、ほんとにかわいそうだよ。
威厳ある話しが出てこないのは、あの建物に威圧されてるからかもしれないね。
困ったことに、建物の中で行われていることに威厳が無いと、建物そのものは
ますます威圧感がでてきてしまう。
そういえば、大企業ででっかい社屋や施設を建てたところも急速に衰退していくような気がする。

威厳というものは、原理原則に則った思考と行動がもたらすもので
ただ「おどす」だけの威圧とは違う。

昔の政治家や経済界の大物は、重要な決断を迫られたとき
自分の別荘で密談をしたような話しを聞く。
自然の原理原則に則った環境にいると、人の思考も原理原則に立ち戻って考えられるように
なるのかもしれない。

人の存在は、植物と同じ自然の一部として存在しているからね。

人間の存在の位置を間違わないようにするのが、いつの時代も一番大事なことなんだよ。