3センチ角のプランター 作ってみました

エアープランツを生けるために、いろんな木材で制作。
このサイズなら冷蔵庫にマグネットで付けられるんじゃないかと思い裏に磁石を貼付けました。
磁力は植物の成長を促すというから一石二鳥。
様子をみていると何となく良く育っている気がする。







ちょっと恥ずかしいと思いつつ「プランターアーティスト」肩書きを名刺にも入れてしまった

今週のお題「私の『芸術の秋』」
作品にうまくハマる言葉が無いので、ちょっと恥ずかしいと思いつつ「プランターアーティスト」肩書きを名刺やプロフィールに入れました。
作品の一部を紹介。







ひょっとして、あの威圧感がよくないのかな。

久々に、国会議事堂の前を通った。
国会議事堂を近くで見た時の威圧感は、たまったもんじゃないね。
あの建物のなかでの議論させられる人達は、ほんとにかわいそうだよ。
威厳ある話しが出てこないのは、あの建物に威圧されてるからかもしれないね。
困ったことに、建物の中で行われていることに威厳が無いと、建物そのものは
ますます威圧感がでてきてしまう。
そういえば、大企業ででっかい社屋や施設を建てたところも急速に衰退していくような気がする。

威厳というものは、原理原則に則った思考と行動がもたらすもので
ただ「おどす」だけの威圧とは違う。

昔の政治家や経済界の大物は、重要な決断を迫られたとき
自分の別荘で密談をしたような話しを聞く。
自然の原理原則に則った環境にいると、人の思考も原理原則に立ち戻って考えられるように
なるのかもしれない。

人の存在は、植物と同じ自然の一部として存在しているからね。

人間の存在の位置を間違わないようにするのが、いつの時代も一番大事なことなんだよ。

“生きている店”と“死んでいる店”

街を歩いている時、何となく「生きているなぁ」と感じる店と「死んじゃってるなぁ」と感じる店がありませんか。
業種や はやっているいないに関係なくです。
その違いは何だろうと思ったら、お店の入り口や店内をちょっと観察してみてください。
たぶん「死んじゃってるなぁ」と感じる店には “植物が無い” はずです。
一輪挿しひとつでも、手入れされた植物がある店は人を引きつける生命力を感じます。

「植物が有るのに、この店は死んでる感じがする」そんな時はだいたい造花が使われていたりする。
生きた植物の力も凄いけど、人間の感覚も凄いです。

とても残念なスカイツリー 東京ソラマチのディレクション

テレビなどでも報道されているように、スカイツリー、東京ソラマチがオープンしてお客さんが押し寄せているが、周りの商店には人々は足を運ばず、ソラマチが満員で入れなかった人が「しかたなく近くの店に流れる」という状況のようです。
このことにはガッカリします。
スカイツリーができる事で街全体が再活性するように真剣にディレクションする人間を立てていなかったのでしょうね。
「自分だけが潤えばいい」という考えで店舗毎の似非ディレクションをしていると、日本の町と文化は滅びてしまう。スカイツリーは、過去にさんざん失敗してきた町おこしの事例と同じ事を繰り返しています。
スカイツリー/東京ソラマチは、「一人勝ち」の発想から抜け出せる絶好の機会を、自ら捨ててしまった気がして本当に残念です。
私が携わっていた頃のソニーや現在の緑化関連の仕事には「一人勝ち」の発想はありません。
過去のソニーでは、「日本のエレキ製品の品質を世界に広める」であったし、緑化の仕事は「個人邸の緑化の集まりが町の景観をつくる」というものです。
「個」が潤うことで「全体」が潤う。そういう考えが必要になっている事を日本全体に広めなければなりません。

「手を抜かず目の前の仕事にしっかり取り組むと、その先につながる」という事を実感した壁面緑化の仕事



吉祥寺にオープンした店舗の壁面緑化を終えた。
壁面緑化の方法はいろいろな会社がシステム化した商品を販売しているが、今回は工期と予算が厳しすぎたのですべての部材の制作と植栽を私1人で行わなければならなかた。
構造的には、ハンギングバスケットを大きくしたと思ってもらえればよい方法をとった。
数社に見積りを取ったが予算が折り合わず請負ってもらえなかったようで、私のところに連絡が入り作業が開始できる状態になったのがオープンの4日前という今まで経験した事の無かったスケジュールだった。
1人で3m×3mの壁面を緑化するためには、部材の制作に徹夜状態2日間、部材取り付けに1日、植栽に1日。
この間、植物の選定と買付と運搬もすべて1人で行うしか方法は無かった。
結局なんとかカタチにする事ができたがオリジナリティを出すところまで持っていく事ができず、少し悔いが残るが関係者や通りすがりの人々に気に入ってもらえることができた。
今回はいろいろ大変な事があったが私としては、得る事が多い仕事となった。
1つは、壁面緑化の存在感。3m×3mの壁面だが圧倒的に店の印象を付ける存在感を実感することができた。
2つ目は、壁面緑化は見る人みんなを笑顔にする力が有る。ということ
3つ目は、今回の手法が費用の面と自由度の面で、店舗だけでなく個人邸のちょっとしたスペースにも展開できることが分った事。
そして、引き続き行われる2階部分の2期工事の緑化をまかされた事です。
目の前の仕事を1つずつ手を抜く事無く取り組むと、その先につながる事を実感した仕事となった。