昔からずっと有ったような日本の暮らしの道具として「森の箱」を考えた。


「森の箱」は、昔からの暮らしの知恵”野草風呂/ハーブバス“を今の暮らしに取り入れるための道具です。ちょっと疲れをとりたいときに、道ばたで摘んだヨモギを入れてヨモギ湯を楽しんだり、寒くなった時期にみかんの皮を入れてみかん湯で身体を暖めたり、私が小さい頃ごく普通に暮らしの中で楽しんでいた日本の暮らしの知恵を今の暮らしの中で生かすための新しい道具です。
私は、この新しい暮らしの道具「森の箱」が、桶やザルやタワシといった昔からずっと有った日本の暮らしの道具のように、特別な物ではなく日本中の家庭にごく当たり前のような顔をして、暮らしの中に存在する道具になっていって欲しいと思っています。その道具の原型となる商品として、素材も仕上げも手を抜かずに作りました。